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目次を表示ジーンズブランド②いつの時代も間違いなし!アメカジの王道を行くジーンズブランド
ジーンズブランドの王道といえばココ!続いては絶対外せない3大ジーンズブランドを紹介。
言わずと知れたジーンズのパイオニア「Levi's」
ジーンズの生みの親であり、永遠の定番といえば「リーバイス」。定番の501だけでも、CT(カスタムテーパード)シリーズや、Levi’s® VINTAGE CLOTHING、セレクト別注品などなど、幅広い選択肢が存在する。さらに古着まで視野を広げれば選択肢は無限大。リーバイスの中であらゆる年代・品番のデニムをコレクションするマニアは少なくない。
ジーンズにジッパーを初めて取り入れたブランド「Lee」
リーバイスに次いでデニムウェアが人気の「Lee」。ワークウェアを原点としながら機能性と質実剛健をベースに、現代的なデニムを提案してきたブランドだ。バックポケットに施されたホースマークステッチやインディゴに映えるイエローステッチはLeeのジーンズを象徴するデザイン。ジーンズにジッパーを一番最初に取り入れたブランドとしても知られている。
いち早く防縮加工をジーンズに取り入れたブランド「Wrangler」
1897年に創業し、1947年に正式にブランドとしてスタートしたブランド「Wrangler(ラングラー)」。カウボーイ&ウエスタンをコンセプトにジーンズをはじめとしたウェアを展開している。当時、ゆったりめのワークウェアをメインに扱うブランドが多い中、いち早くジーンズに防縮加工を取り入れ、全く新しいスタイルを提案して注目を集めたブランドとして知られている。
ジーンズブランド③着こなしの格を上げるラグジュアリーなハイブランド
1970年ごろにイブ・サンローランがデニムを溺愛し、プレタポルテのコレクションに使用していなければ、ジーンズがトップメゾンに受け入れられ、作業着からファッションウェアとしての地位を確立することは無かったかもしれない。ここからは着こなしの格を上げるジーンズを展開しているラグジュアリーブランドを紹介!
エディ期のスキニーデニムは現在も人気「Dior」
言わずと知れたブランド「Dior」。最新コレクションはもちろん、2001年にスタートした“DIOR HOMME”のエディ・スリマン期(2001-2007年)に展開されたジーンズは二次流通ショップで現在も高値で取引されるほど絶大な人気を誇る。2007年より展開されている最細シルエットのモデル「JAKE」も傑作ジーンズのひとつとして有名だ。デニムパンツの多くは、バックポケットにまでおよぶダーツのディテールが施されており、ヒップ周りのシルエットに立体感を与える。
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モダン顔スキニージーンズの有力候補「Saint Laurent」
2012年にクリエイティブ・ディレクターとして舞い戻ったエディ・スリマンがコレクションを手掛けて以来「スキニージーンズといえばサンローラン」と言われるほど、サンローランのジーンズは人気だ。膝部分にリップ加工が施されたデザインやバイカースタイルから着想を得たモダンなジーンズは、当時のファッション業界に新たな旋風を巻き起こしたと言っても過言ではない。スキニージーンズを好む方は、サンローランのジーンズは有力候補として外せない存在だろう。現行コレクションは、アート感のあるデザインで世界から注目を集めるアンソニー ヴァカレロが手掛けている。長い歴史の中で構築されたサンローランの世界観を踏襲しながら、アート性を感じるモダンなアレンジが施されたジーンズは、シンプルながら確かな存在感のある仕上がりで、着こなしを格上げしてくれることうけあいだ。
エディ・スリマンが現在進行形で手掛けるモードなデニムに注目「CELINE」
ディオール オム、サンローランでディレクターを務めた際に、グランジやロックを軸としたスキニージーンズスタイルの提案でモード界を席巻した21世紀を代表するデザイナーの1人エディ・スリマン。2018年にCELINE(セリーヌ)のクリエイティブ・ディレクターに就任して以来、毎シーズン独自のフィルターを通したモードなコレクションを打ち出している。なかでもジーンズコレクションはやはり目を見張るものばかり。シルエットからウォッシュ加工の質感まで、過去にディレクターを務めていたブランドのコレクションとは似て非なるクオリティの高い仕上がりとなっている。
4つタグでお馴染み。常識を覆すデニムを提案「MAISON MARGIELA」
ペンキ、再構築、カットアウト、etc…ジーンズひとつ取っても他のブランドとは一線を画するアバンギャルドなデザインを豊富に展開しているMAISON MARGIELA(メゾン・マルジェラ)。ほとんどのジーンズのセンターバックには、アイコニックな4つタグが配されている。現在はマスからニッチ層まで絶大な支持を獲得しており、モデルによっては発売後に即完売することも珍しくない。
一目でそれとわかるアイコニックな加工ジーンズ「AMIRI」
2014年にアメリカ・ロサンゼルスでマイク・アミリが立ち上げたこのブランドは、他とは一線を画する加工技術が最大の魅力。ショットガンでデニムにダメージを加えたり、穴あき部分に蛇腹パーツを施した独特のリペアを取り入れるなど、オリジナリティあふれる加工ジーンズが豊富に展開されている。
本場のレーシングパンツからインスパイアされた新定番のバイカーパンツ「BALMAIN」
1945年、ピエール・バルマンが設立したラグジュアリーブランド。2011年よりデザイナーを務めているオリヴィエ・ルスタンがデザインしたバイカージーンズは、新定番アイテムとして空前のヒットを記録した。ウエストにはゆとりがあり、ヒップ部分から極端なテーパードが施された独特のフィッティングは、腰で穿くことを前提として生産されているため。高度な技術を要する蛇腹仕様や、存在感のあるジップ式ポケットや前立てのディテールなど、デコラティブな要素がふんだんに取り入れられているため、わかる人は一目見ただけでバルマンとわかるアイコニックなジーンズとなっている。
フロントにセットしたブランドタブがポイントのラグジュアリージーンズ「DSQUARED2」
1994年にディーン・ケイティン氏とダン・ケイティン氏の双子兄弟が設立したファッションブランド「DSQUARED2(ディースクエアード)」。カナダに生まれミラノでキャリアを積み、ロンドンに在住しながらイタリアでコレクションを発表し続ける彼らの多様なバックグラウンドが反映されたデザインは世界から常に注目を集めている。ジーンズコレクションは、前立てにブランドネーム入りのタブが縫い込まれているのが特徴。様々な加工やシルエットのジーンズを展開しているが、このタブによって一目でDSQUARED2のブランドと判断できる。スラントポケットのように角度をつけたフロントポケットなど、さりげない機能性にこだわったデザインにも注目したい。
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